映画『お嬢さん』は、R18だけど女性こそ楽しめる。※ネタバレあり感想

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 どーも、りんご🍏 (@ringo_sawagi) です。

映画『お嬢さん』を知ったのは、Twitterでフォローしてる人が 「お嬢さん、めちゃくちゃおもしろい!!!」と大絶賛してたから。

『お嬢さん』っていうタイトルから、おしゃれなフランス映画かなんかで、紳士なおじいちゃんと少女のほっこり系物語かなーなんて想像してました。


そして、調べてみたら・・・


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(お嬢さん公式ポスターより)

全然、想像と違う。

なんだこの妖しいビジュアルは・・・!

しかも、R指定なのに大ヒットですと!?

「これは観るっきゃない!」となり、映画館に足を運んできました。



 

登場人物


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(画像は全て、「お嬢さん」公式サイトより)
〇秀子お嬢様(キム・ミニ)

資産家の娘。叔父である上月に支配されており、お屋敷の中に閉じ込められている。 上月から卑猥な朗読の練習を強要されている。

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〇スッキ(キム・テリ)

詐欺師グループの一味。藤原の企てで、秀子のところにメイドとしてもぐりこむ。秀子が藤原のことを好きになるように手助けする。

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〇藤原伯爵(ハ・ジョンユ)

詐欺師。財産狙いで、秀子との結婚を企てる。スッキを秀子のところに送り込ん張本人。

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〇上月(チョ・ジヌン)


秀子の叔父。日本人になりたいと思っている朝鮮人。いずれは秀子と結婚しようと思っている。
春画をあつめるのが趣味で、卑猥な朗読会を開催している。変態。まじで変態。


あらすじ


1939年の朝鮮半島が舞台。

秀子は叔父の上月に支配されており、お屋敷の中に閉じ込められて過ごしていた。 上月はいずれは秀子と結婚して、秀子の持つ財産を貰おうと思っている。

そんな秀子の持つ財産を他にも狙っているのが、藤原率いる詐欺師グループ。
藤原は秀子と結婚して財産を奪ったあと、秀子を精神病棟に閉じ込めてしまおうと企てていた。
そこで、詐欺師グループの仲間であるスッキを秀子の元にメイドとして送り込む。秀子が藤原のことを好きになるよう、スッキに協力させるためだ。

しかし、スッキは美しく寂しい心を抱えた秀子にだんだんと心惹かれていく・・・。
また、秀子もスッキにだけは心を許しはじめるのだが・・・。



※注意。ここからネタバレしていきます!



\ネタバレ前に観たい方はこちら☟/

感想※ネタバレあり!




騙された!第一部、衝撃のラスト

 

物語は、三部構成になってます。
とにかく、第一部のラストが衝撃。。。

「え?」って声出そうになりましたから。


まさか、精神病棟に入れられるのが「秀子」じゃなくて「スッキ」だなんて。


実は、藤原とスッキが組んでるとみせかけて、裏では藤原と秀子が組んでおりスッキをはめていたのです。


スッキを精神病棟に入れる時の、秀子の「ふふっ」って笑いがこわい…。


秀子は、お屋敷に閉じ込められたただのかわいそうなお嬢様だと思ったら大間違い。

相当したたかなお嬢様。だが、それがイイ!


秀子の“手袋”に隠された意味



秀子はどんな服装のときも手袋をしています。着物のときも、ドレスのときも。
それはなぜか?

 彼女は幼い頃から、ド変態野郎の上月に卑猥な朗読会の練習をさせられていました。 (子どもにすんごい言葉言わせてます・・・)

そして、その練習をちゃんとやらないと、「鉄の玉」で手をぶたれるという折檻を上月から受けていたのです。

秀子にとって手袋は、自分の手を守るためのささやかな護衛であり、 上月の支配下から逃げられないことの象徴。

 

だから、最後スッキが秀子の手袋を海に放り投げた時は「よくやったー!スッキ!」ってなりました。
ようやくあの時に、秀子は上月の呪縛から解放されたんだと思います。

「もう手袋は必要ない=もう上月(男たち)に抑圧される必要はない。」

やっと、秀子がひとりの人間として自立できた瞬間です。

自由になった瞬間の、秀子の明るい横顔が美しかった(*ノωノ)

 

秀子の男たちへの“最高の復讐”



 先ほども書いた、 幼い頃から秀子を痛めつけてきた「鉄の玉」。
実は、物語の要所ようしょで意味あり気に出てくるんです。

第一部では、スッキが秀子の部屋の中を漁っている時に「鉄の玉」を見つけました。

第二部では、秀子が「鉄の玉」で殴られている所から始まり、ド変態紳士が集まる朗読会で秀子は「鉄の玉」を使ったプレイの本を読まされています。

(「玉をよく濡れた×××に入れて…」とか言ってます。日本語の発音を聞き取るのが難しくて正確ではないかもしれないけど、こんな感じ)

 しっかし、この朗読会に来てる日本人紳士たちの情けない描かれ方よ・・・。
「体〇が、分かりませんねぇ」じゃねーよ(# ゚Д゚)コラ

そして第三部のラスト、秀子はスッキとその「鉄の玉」を使って愛し合うのです。 そう。朗読会で読んだ話の通りに。

男の欲を満たすための道具だったそれを、女同士で愛し合うために使うって、男たちに対する最高にイカした復讐だと思いません?

「ざまぁみろ。男がいないところで、わたしはこんなに幸せになってやった」って、秀子の心の声が聞こえてくるようでした。

上月と藤原の男チームの間抜けな終わり方とは対照的に、秀子とスッキの美しい終わり方といったら・・・もう。

最高に綺麗で、最高にスカッとしたラストでした!痛快爽快!



この物語は、女たちの美しい復讐劇なんです。

 

『お嬢さん』まとめ



  <R18>の部分ばかりが話題になってるせいか、わたしが映画館で観た時、周りは男性客ばかりでした。

ちなみに日本の<R18>が生ぬるく見えるくらい、かなり過激です。
女のわたしでも、観てたらドキドキムラムラ(←)してきましたから。
(例のベッドシーンは、演者2人と女性のカメラマン1人だけで行ったそうです。)

でも「女つえー!女最高!カッコイイ!」ってなる映画だから、女性こそ楽しめる映画だと思います。

 

ほんと言葉では語りつくせないくらい、ド肝抜かれるシーン満載なのでぜひご自身の目で確かめてほしいです~!!
1回目観たあとに、絶対すぐ2回目が観たくなる作品です。


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おわりっ🍏 

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